プロ家庭教師のブログ
算数 嫌い
生徒「先生、算数って好き?」
先生「まあ、好きかな。」
生徒「どういうところが好きなの?」
先生「ひとつずつパズルを組み立てるようにして正解にたどり着くような感じ」とか
生徒「・・・・・」
先生「一つの問題に解き方が色々あって楽しいし」とか
生徒「・・・・・」
先生「数字は世界共通だし」
生徒「???・・」
生徒「僕(私)は算数 嫌い」
先生「どうして?」
生徒「だって、式が合っていても計算を間違えるとバツになるし」
「問題文をしっかり読まないと答えが出ないし」 などなど。
算数が嫌いというお子さんは、多いです。
算数が嫌いでも成績の良いお子さんも もちろんいらっしゃいますが、嫌いだと思いながらその科目を長時間勉強するのはつらいことです。
では どうすれば少しでも算数嫌いが改善されるのでしょうか。
それは成功体験だと思います。
すなわち できなかった問題ができるようになったという「喜び」を体験することだと思います。
そのためには まずケアレスミスを減らしてみてはどうでしょうか。
繰り下がりが苦手で引き算をミスするお子さんには、引き算は暗算ではなく必ずひっ算を書いて計算して下さい。
字が汚くてミスするお子さんは、家庭での計算練習の時に一問ずつお子さん自身が検算してみて、汚い字で読み間違っていないかをチェックして下さい。
問題文を読み間違えたり、読み飛ばしたりするお子さんには、重要な箇所には線を引いたり、家庭では問題文を3回音読してから解くようにして下さい。
どんなお子さんにもミスはあります。
それゆえミスの傾向を分析して その対策を講じることが大切なのです。
数か月後
生徒「先生、最近算数嫌いがマシになったよ」
うれしい言葉であるとともに できなかった問題ができるようになった「喜び」がさらに増えるように
家庭教師として精進してまいります。